鍼灸治療を行うことによって認知症の予防・改善が出来ることが証明されています。
鍼灸刺激が脳血流に及ぼす影響と生理学的機序として 大脳皮質や海馬は血流不足によって死滅しやすいが、鍼灸刺激はそれらの部位に血流を増加させることによって、虚血性神経細胞死を防ぐ働きがある。
アルツハイマー病(AD)は、アミロイドβというタンパク質が脳内に過剰に蓄積することが発症の引き金になると考えられています。アミロイドβの沈着は40歳代以降に始まっており、ADを発症するまでには20~30年の歳月を要する。
認知症・メタボ・ロコモ・うつ・ガンが合併すると重症化 糖尿病が脳血管性とアルツハイマー型の両方の危険因子であり、特にアルツハイマー型との関連が強い傾向にある
糖尿病の持病がある人は、アルツハイマー型の危険性が2.1倍になる。この10年の認知症の急増は、糖尿病が原因も考えられる
実際は少しメタボのほうが長生きであるが、生活が困難になるまで進行したり、認知症・ロコモ・うつ・ガンが合併するのは予防が必要
血糖を下げるインスリンがアルツハイマー型の原因物質であるβアミロイドの分解能力と関係するためで、βアミロイドの蓄積が促進されるとアルツハイマー型認知症が進行するが、糖尿病予備軍に多い高インスリン血症でも促進されます
食事では乳製品、大豆製品、野菜を多く食べ、ご飯や酒類が少ない食事パターンが発症リスクを5割低下させる。 中でも牛乳、乳製品は摂取すればするほど発症リスクを低下させる傾向にあります。牛乳に含まれるマグネシウムがインスリン抵抗性を改善することから、それが糖尿病を改善し、認知症予防につながっている。特に高齢者には和食に牛乳、乳製品を加えた食事がお勧めです 。
近い将来、1000万人が認知症になると推計されます 2042年には日本の人口は約1億人だから、総人口の10人に1人が認知症
車がないと生活ができない地方(名張)では、車で徘徊する人も問題になると思います
日本に糖尿病患者は2000万人以上。認知症老人があふれ、わずかに残された若者が介護する悲惨な現実が差し迫っている。
発症前の30,40代からの予防が重要です
当院では、初めから介護・医療が必要とならないために未病・不定愁訴の段階で、鍼灸治療で予防ができます
鍼灸はりきゅう には予防効果があり 定期的に鍼灸はりきゅう治療を受けると様々な疾患の罹患率が低くなります