全身の血管・筋肉が硬くなり、特に首肩の筋肉が固まると、首を絞められているようになり、重力の関係もあり頭に行く血流 頭から戻る血流が止められ、体は血液を送るため血圧を上げることも一因にあると考えられます
高血圧症に対する鍼灸治療
食塩、酒、肥満、運動不足、ストレスなどは高血圧の危険因子と呼ばれており、これらを排除することが高血圧を予防するうえで極めて重要と言われています。
高血圧になっている要因を明確にする事は重要ですが、原因がはっきりしない本態性高血圧症などは、危険因子の排除のため生活改善がすすめられています。また、ストレスなどの感情の乱れが重なると、血流バランスが乱れ、血圧が高くなることがあります。 鍼灸治療は四肢末梢の循環を改善させ、精神的ストレスによる肩こりや不眠などがあればこれに対しても施術すると自律神経機能の調整ができ、生活習慣の改善に役立てられます。
手足(四肢末梢)の循環を改善させるとともに、自律神経機能を調整し、血圧の低下と血圧変動の安定化をはかります。また、数値のみでなく様々な症状の軽減が期待できます。
鍼灸治療を続ける事により、血圧の安定を測り、生活習慣の改善を助けることで高血圧を予防する手段として重要
交感神経活動の抑制
末梢血管抵抗の低下を介しての降圧効果
日本人が一番多く飲んでいるのが、血圧の薬です。降圧剤と血管拡張剤を合わせると年間9千億円という巨大市場になっています。血圧は必要だから高くなるのであって、薬で下げると脳に必要な酸素や栄養が行かなくなる。もっと怖いのは血流が乱れることで、血液の流れが滞って脳梗塞を起こしやすくなる