こんばんは(^^)☆
今日は、肥満が原因となる「変形性膝関節症」について書いていきます!
ヒザ・腰は、体の重みを支えている部位です!
太っている人、体重が重い人は、ヒザや腰に負担がかかり、痛みやすくなります。
特に、ヒザは体重の影響を強く受けます。
ヒザの関節は、太ももとスネを連結しています。
両方の骨の先端の表面を、「関節軟骨」という弾力性のある組織が覆っていて、ヒザの動きをなめらかにしています。
そのヒザの関節の中に、「関節腔」という小さな隙間があります。
負担を軽減するクッションのような隙間です(^^)
この、「関節軟骨」と「関節腔」のおかげで、骨と骨が直接ぶつからないようになっています!
しかし体重が増えると、この「関節腔」に負担がかかるため、関節の間の隙間が狭まり、関節軟骨が、どんどんすり減っていきます!
そうなってしまうと、炎症が起こったり、骨と骨がぶつかり合って動くたびに痛くなったりします。
このような状態が続くと、「変形性膝関節症」になってしまいます。
男性より女性に多く見られる理由は、ヒザを支える筋力が弱く、関節が小さいため。
さらに、女性のほうが脂肪がつきやすいので、妊娠やストレス太りなど、体重が一気に増えるとヒザを痛めることが多いです。
自分でできる治療法・予防法は「体重を減らすこと」です!
まずは、5㎏の減量を目指して体重を落としていきましょう!
体重を5㎏減らすだけで、ヒザにかかる負担が30%~60%軽減されるといわれています!!
しかし、ヒザの変形が進んでいると、減量しても痛みが軽くならないこともあります。
その場合は手術が必要になることが多いのですが、変形性膝関節症のさらなる進行を防ぐためにも、体重を減らしてヒザへの負担を軽くしましょう!!
かといって、ヒザに痛みがある方が、いきなり運動をするのは難しいものです。
無理に運動をしてしまうと、痛みが悪化する場合もあります。
そのため、まずは食生活を見直してみましょう!☆
例えば、
・揚げ物を減らして野菜をたくさん食べる
・甘いものを控える
・お酒をへらす
など!!
体重が落ちてきたら、徐々に運動を取り入れるのもいいかもしれません!
ただし、ヒザに痛みがある方は、先生とよく相談してくださいね。
また、当院では変形性膝関節症の治療と、減量のお手伝いもさせていただきます☆
先日ご紹介させていただきました「体組成計」で、今の状態を計測していただき、数か月後、どう変化したかを数字でみていただくことができます(^^)
耳つぼ・EMSなど、患者さんひとりひとりにあったダイエット法で、健康的に減量することを目指します。
気軽にご相談くださいね(^^)♪♪
それでは!